雨の中で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表された。福岡は平年より4日早い！
昨日から片頭痛に苦しめられている。何も手につかないし、何もしたくないし、
誰にも会いたくない。その時にひたすらに好きな歌を聴く。
桜の開花は心を温めてくれると同時に何とも言えない寂しさも感じる。
桜は花ビラが散った後に葉が出てくるよね。満開の桜は花と木だけの
コントラストで、葉っぱという飾りがなく、花の本質だけが咲いていると
錯覚に落ちる。淡いピンクの花びらはさわやかに心に語りかける。
「精一杯咲いています」。
そうか、桜は一瞬一瞬命がけで咲いているのね。桜の花の散りぎわの清らかな
美しさはそんな凝縮した生き方から生まれてくるのかもしれない。
そして、桜のそんな生きざまは人々に真の美しさを語りかけ感動させる。
「太く短く生きる」とはこういうことかなと思わせる。
