住んでいる地域に大雨洪水警報が出た。幸い浸水が起こる可能性はないので、
安心していたが、大勢の人が避難をしているとテレビで聞いて、大変な思いを
されているでしょうね。
7月2日は落語家 桂歌丸(81)が亡くなられたと聞いて、あ、残念だな~と
同時に闘病生活の苦しみから,やっと解放されたと思った。やはり私も辛い
想いをしているので、お迎えを待っている人として私の素直な気持ち。
ご冥福をお祈りします。
歌丸さんは、2016年に「笑点」という番組の司会者から引退し、時々テレビで
見せてくれていた姿が苦そうだった。でも、いつも笑顔で記者の質問に答えて
いた。私には絶対にできないこと!
私は来日するまで落語が知らなかった。来日してから、日本語の未熟さで
「笑点」を観ても、何も解らなかった。何年か経って、日本語を理解するように
なった。その頃、やっと落語を聞いてみるようになったが、好きになったのは、
歌丸さんが司会を受け継いでから。今は毎週欠かさずに「笑店」を観ている。
最近、私に唯一の笑みをくれる番組で、ほかのお笑い番組がつまらないと
感じる。特に裸の芸人は何が面白いかわからない。
ま、若い世代だけにしか通じない略語などが流行している。テレビを観ていても、言葉の深みがない。改めて、時代の流れを感じる。最近、若い人たちだけでの仲間意識を高め、結果的に世代の壁を高くしてしまう傾向がある。それは
それでいいだけど、上の世代の人たちは、私も含めて、昔の日本語も大切にして
欲しいと思う。
結局、お互い否定していても、世代の壁が高くなるばかり。大事なのは、
お互いに許すこと、尊重することのではないか。自分の意見を世間に主張する
ことは大事なことだと思うけど、どうしてそう思うのか、なぜそうしたいのかと意見の異なる相手に対して、お互い理解の努力する必要があるに違いない。