昨日は雨で蒸し暑かった。今日は30℃で爽やかな北風が吹いている。
痰が詰まりやすくなって、ちょっと嫌な感じ! 看護師に先生と連絡をとって
もらって、抗生剤を飲んでくださいという指示が出た。
季節の変わり目にいつも痰のトラブルが多くなる。
体調不良の主な原因は、充分に食べられないことで免疫が落ちる。そして最近、
たべても身体の吸収率が前より明らかに悪い。でも、それを認めるしかないので、無理に食べないようにしている。おそらく胃瘻の造設したとしても、今の状態は
改善される見込みがない。だから、胃瘻の造設を考えていない。
31歳の時に人工呼吸器を装着して、30年間生き延びたので、これで十分だと
感じる。これ以上に延命治療を行うと、望んでいる死を迎えられない。
気がする。呼吸器をつけたことが後悔していないけど、30年前に危篤状態に
なった時の「幸福感」をもう二度と経験することがないと思う。
自然死ではないと、脳内モルヒネと言われるβエンドルフィンが放出されなく
なるからだと聞いたことがある。自然死であれば、その「幸せ感」効果で極めて
平穏に亡くなることができると言われる。
身体が受けつけない栄養分や水分を無理やり注入すると、心身に異変が生じるのは
当然だと欧米の考え方で、QOD(クォリティ・オブ・デス=死の質)が尊重される。