曇りのち雨。23℃。肌寒い。
最近、飽きるほど耳にする言葉って何だと聞かれたら、希望だと答える人が多いだと思う。選挙戦に加わった「希望の党」と小池代表の影響だと気がする。
「希望をもつ」とは、大切なことだけど、そう簡単にもてるものではない。
希望があるのと、ないのと、色々と生き方が違ってくる。でも、希望がなくても、人間って案外と生きられる生き物です。ただ、希望がないと、やはりつらさを
感じることがある。「希望をもてない」というのは、諦めて生きることになるが、それが決して悪いことではないと思う。
諦めたら、可能性を自分から捨てると言われているけど、果たしてそうなん
でしょうか。長い人生の中で諦めることもすごく大事なことだと感じる。
「諦めない」ということは、絶望感をもたらすこともある。希望がなくても、
生活の中でそれなりの喜びや満足感を得ることができると思う。
元々「希望」とは、何ですかという質問が浮き上がってくる。
そこで、広辞苑を調べると、「ある事を成就させようとねがい、望むこと。
また、その事柄。ねがい。のぞみ。」とあったが、「願う」と「望む」は
ちょっと違う気がして、類語辞典をひいてみることにした。
「希望」のところには、「未来に対する期待。将来の明るい見通し。」と
書かれている。この「将来の明るい見通し」とは、ポイントだと思う。
「希望する」の希望ではなく、「希望をもつ」の希望です。
「希望」と言っても、色んな希望がある。「○○たらいいな」との願いから、
「どうにかなるさ」との少し諦めの気持ちまで辿りつけば、全くなにもないより
いいのではないでしょうか。
しかし、凄く辛いと感じる時、希望をもつことが難しいだと思う。
「時間が経ても、状況が変わらなければ、そのままでいいだと受け入れるしか
ない。心に希望をもつための方法は、心の中で「願う」か「祈る」かのことです。
確かに現実を変えるのは、難しいことも、不可能なこともある。しかし、どんな
現状であっても、小さな希望をもつことが可能なのだと思うけど、人によって
望むことが違う。希望となる考えを生み出す力で、観る力というと、想像した
希望は、悲観的に考えるか楽観的に考えるかと言うことです。そして、自分を
信じることもが非常に重要なポイントだと思う。
もう一つ、希望をもち続けるためには、自分に合った希望をもつことが大事です。自分にとって不可能な希望をもっても、自分を苦しめるだけのではないか。
希望があっても、なくても、いつか今の人生の終わりが来る。私にとって希望を
もつよりも、自分の人生にどれくらいの満足感をもつかのぼうが大事です。