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本音と建前


雨。18℃。電気ひざ掛けを出してもらった。

さて、いつも疑問に思う日本人の本音と建前のことを書いてみた。

普段、人と人が社会生活を送る中でのコミュニケーションでは、例えば嫌いな人に「あなたが嫌いです」、やりたくないことは「やりたくないです」など、自分の

欲求や感情をストレートに伝える(本音)事で、相手を傷つけるか、関係が悪く

なるので、言いたいことをオブラートに包むように会話をすることで社会生活が

上手く行くと思う。これは日本だけでなく他の国にも多く見られるコミュニケーションの一つです。

しかし、建前はこれと少し様子が違う。本当は嫌いだけど「好きだ」、やりたく

ないけど「やりたい」と本音とは一致しない感情や欲求を公言し、人から

要求されることに答える[他人からの期待]会話であり、自分の感情を相手に

ストレートに伝えない(建前)事で、その時に置かれた状況、立場から自分の

感情や欲求を抑え、一時的に逃避する為の日本人に多く見られる解決策の

一つです。

外国人には、日本人の本音と建前の使い分け、これが非常に理解し難いことだと

思う。日本人も、若い時は、それを偽善と思って憎むが、そのうちに、当然に

なってしまう。正義感で主張すると、世間を知らない「変わり者」と言われる。

なぜ、あれほど日本人は、うわべと本心に差があるのか、これが不思議です。

「いつでも、うちへきて」と日本人は言いながら、本心はうちに来ないという

前提で言っている。本当に訪ねたら、KY・・・空気が読めないとバカにされる。日本人だったら、こんなの当たり前です。

外国人は、違うと思ったら、それを誤りだと訂正するべきだと習っている。

特に、話し合い、会議の場合など、外国人からみると意味が全くないことです。

日本では、上で決めたことを平社員がそれに同意せざるを得ないだけです。

正しくないと思っても、立場的に反論できない。言わせてもらうと、話し合っても時間の無駄だと思う。

自分の意見を言って、提案された内容を討論するべきですが、「それでなければ、話す意味がない」紙で通知すれば十分です。どうせ従わなければ、弱い立場の

人たちが見捨てられるだけです。

長年に日本に住んでいて、何回もその習慣にやられて、苦しんだことがある。

しかし、それに染められたら、自分がおしまいだと思っている。笑う時に、

心から笑いたいし、悲しい時に泣きたいし、そして、今までのように躊躇なく

自分の意見を述べたい。日本人はブログを書いている時に、果たして、本音と

建前の割合はどのくらいでしょうか・・・興味深い!

外国人は、日本に住んでいる限り、自分を見失わないため、アドラー心理学に

基づいて、「嫌われる勇気」を出して生きるしかない!


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