雨。時々曇り。寒い!
大相撲九州場所が横綱白鵬の40回目の優勝で幕を閉じた。
そして、昨日は横綱日馬富士が記者会見を開き、行き過ぎた指導を認めて、
責任を取って、引退を発表した。
日馬富士が、モンゴル出身の力士らが集まる飲み会の席で、平幕・貴ノ岩を
殴った。相撲界を揺るがす大問題へと発展した。
毎日のように色んな報道に振り回されて、今回は相撲に集中ができなかった。
個人的な意見をいうと、一方的に横綱が責められて、引退に追い込められた。
外国人から見ると、上手く日本の社会の仕組みにはめられた。何も理由が
なければ、一方的に殴る横綱がいないと思う。推測だけど、白鵬の立場を
守るために日馬富士がこの行動に出た。
とにかく、日本人の横綱が弱すぎて、モンゴル人の力士を相撲界から追放し
なければ、日本人が横綱になるチャンスが再び巡ってこない。
そこでモンゴル人に対して不信感を持たせるために日本人が得意な
「モグラ叩き」の作戦に出たとしか思えない。
行き過ぎた指導が日本ではどこでも行われている気がする。
私も福祉界の中で似たような経験もある。障害者なのに強く出て、’’頭’’を
叩かれて、大人しくなった。日馬富士は諦めるしかなかった気持ちがよく解る。
戦えば戦うほど自分を傷つけて、惨めになるだけだという結論に辿り着いた。
事件の真相を明らかしてほしいと同時に、他の横綱に影響を及ぼすことに
なったら、良くないと思う。でっち上げは人に一番のダメージを与える。
とにかく今は相撲界に不信感を抱いている。土俵で稀勢の里がもっと強ければ、
こんな騒ぎに成らなかった。
2017年3月24日、大相撲春場所13日目で横綱・稀勢の里が日馬富士との横綱対決で
敗れて、今場所初黒星となり連勝が12でストップ。寄り倒しで土俵下に落ちた後、左肩の怪我が判明した。その時点で日馬富士の相撲人生が終わったと思う!