曇りのち雨。台風は早々と過ぎて行ったが、四国と近畿地方に被害をもたらした。
もし九州を直撃したら、恐ろしいことになっていた。
娘は生後3か月の時に同じ強さの台風19号が福岡を直撃して、すごく怖かったと
覚えている。当時、もう呼吸器を使っていて、停電になったから、車の大きな
バッテリに付け替えて、復旧を待っていた。昔の呼吸器って内臓バッテリの時間は一時間未満で、まだ呼吸器の専用バッテリもなかった。
在宅で使用できる呼吸器が少なく、個人輸入で自己負担だった。お値段は250万で、メンテナンスを日本で出来ず、毎年、業者に頼んでアメリカに送ってもらって
いた。今考えられない在宅の呼吸器の時代だった。
1988年から日本の業者と共に厚生労働省に呼吸器を保険対応になるように活動していた。活動の結果、平成7年から在宅で呼吸器の使用が日本で認められ、保険対応に
なって、やっと私も個人負担から解放された。
その時、年金暮らしで、シングルマザーとして子育てち中だったから助かった。
しかし、ご存じ方が少ないだと思うけど、障害者年金を受け取っているシングル
マザーがシングルファーザーと違って、福祉児童手当をもらえない。
日本の福祉はまだいろんな面で遅れていると実感している。