曇り時々雨。気圧が変わって、息苦しさと胸の痛みを感じる。最高気温11℃。
今日はベッドで過ごしている。昨日は車椅子に移乗し、カニューレ交換もして
もらった。空気の乾燥で痰が詰まりやい時期なので、交換を速めた。ちなみに、
何日か前にルーム加温加湿器を使うようになった。
今週はーか月一回神父様とお友達の訪問。一緒にお祈りしてから、御聖体を
頂いた。少しお話もしたが、疲れた。最近、長い時間喋れない。
カトリックのホスチアは、『キリストの体』で、古く『御聖体』とも呼ばれる。
最後の晩餐の時、イエス様が、パンを割き、「食べなさい。これは、私の体で
ある。」更に、イエス様は、「私の記念として、この行為を行いなさい。」と、
命じられた。
現在の『御聖体』は、白くて、薄い「ウエハース」に似ているが、所謂
「ウエハース」ではなく食感はパサパサし、味と匂いは全くない! 口内で
噛んではいけないので、唾液で溶かして飲み込むという決まりがある。
カトリック教会では、現在も、このイエス様の御言葉を守り、続けられている。
カトリックのミサ聖祭を『パン割き』とも、呼び、最も重要な事項で、教会活動の中心でもある。
病気でミサにどうしても参加できない信者は、神父様のご訪問の時に御聖体を
頂くことができる。
カトリック教会での洗礼の有無で、識別している。幼時洗礼の受洗信者に
対しては、7歳位迄は、理解能力が無いとの前提で、ホスチアを授けていない。
幼時洗礼の受洗信者は、年齢相応のカトリックの教義教育を受けた上で、
7歳位で、『初聖体』の儀式に臨み、以後、聖体拝領については、成人と同様に
なる。重要な記念日なので、女の子と男の子は、晴れ着姿で、花輪を被り、臨む。
成人洗礼の場合は、洗礼式の後に直ぐ、初聖体の儀式に臨む。カトリックでは、
洗礼を受ける迄、ホスチアを授けない決まりがあるけで、ミサに誰でも参加
できる。洗礼を受けていない人が、ミサ聖祭に参加した場合は、聖体拝領時に、
神父様の祝福をしか受けられない。神父様の前で、合掌して、頭を下げる。
私の娘は10ヵ月の時に洗礼を受けているけど、カトリックの教育を受けて
いないし、『初聖体』の儀式に参加していないので、神父様の祝福をしか
受けられない。
しかし、将来は正式に自分からカトリックになる意思があれば、いつでも
その教育を受けられて、信者になれる。私は無意識に小さい時から親に
連れられて、教会に通わせて、教育を受けたので、その道を進んだ。正直言って、中途半端のカトリックになったと自分で思っている。だから、娘にカトリックの
道を進めと強制できなかった。
ちなみに、カトリック教会以外で洗礼を受けたプロテスタント各派の信者も、
カトリック教会へ受け入れる式を受けていない場合も聖体拝領ができない
そうです。
神父様と御聖体
日本での受け取り方
ヨーロッパの頂き方