日本では馴染みのないイースターが近づいている。実はカトリック信者にとって
クリスマスより大事なのはイースターです。今日はその一週間前で、カトリックの「枝の主日」に当たる。
ポーランドではこの日、きれいに飾りつけをした棕櫚の枝を教会に持って行き、
聖水でお清めをしてもらう習慣になっている。
枝の主日に持っていく棕櫚は、シュロやナツメヤシ、オリーブなどの枝が
使われるが、ポーランドは寒冷地であるため、猫柳で代用されることもある。
ドライフラワーや簡単なアクセサリーなどできれいに飾りつける。復活祭終了後、この棕櫚の枝は翌年の「灰の水曜日」で燃やして灰にし、灰の祝別式と塗布式に
使用する。「灰の水曜日」は復活祭(イースター)の46日前で、今年は2月14日
でした。
この枝の主日は、キリストがロバに乗ってエルサレムに入った際、出迎えた民衆が棕櫚の枝を持って歓迎してくれた。
今日から復活祭までの一週間は、「聖週間」と呼ばれている。