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広島とアウシュビッツ


今日は立秋で、暦の上では秋が始まる。

昨日は広島、明日は長崎の原爆記念日。1945(昭和20)年8月6日午前8時15分、

人類史上初めての原子爆弾が広島に投下された。この一発の原子爆弾により、

約14万人が死亡したとされている。でも、その時、多くの外国人は、

第二次世界大戦を終わらせるために、この方法しかないと思っていた。

第二次世界大戦中にナチスが占領地ポーランドに建設したアウシュビッツ

(ポーランドではオシフィエンチム)強制収容所で、150万人もの尊い命が

毒ガスによって奪われた。

私の世代が戦争を知らない。しかし、父(91歳)の世代はその恐ろしさを知っている。子供の時に聞かされた話では、とんでもない時代だった。終戦後、

ポーランドは自由のない時代に突入した。支配的なソ連に、発言の自由を奪われ、多くの犠牲者が出てしまった。その冷戦の時代で、私が生まれ、学校で歴史を

学んだ。1981年に初めて来日した時に、本当の自由と平和の実感した。

次の世代に自由と平和のことを大事にしてほしいから、日本で教育を受けた娘に

ポーランドのことを話している。

現在、広島の原爆ドームと同様にアウシュビッツは『人類が二度と繰り

返してはならない20世紀の負けの遺産』として、ユネスコ世界遺産に登録され、ポーランド政府が国立博物館として保存している。

私は一つ理解できないことがある。昨日は安倍総理が核兵器禁止条約に

参加しないと発表した。つまり、日本で、世界でもどかんどかん核兵器が落ちて

人が死んでもいいと日本人が思っている? 恐るべきなのは核兵器で、核兵器

保有国ではない。

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