曇り。
お風呂に入って、今はゆっくりしている。
今朝のテレビ番組で朝倉市キリンビール花園のコスモス畑を観て、綺麗だな~と
思った。実は、体調がまだよかった頃、多分10年以上前に、あそこに行ったことがある。
コスモスは私の大好きなお花の一つなので、今年は娘が庭に少し種を蒔いて
くれた。暑さと海風のせいか出来があまり良くなかった。
コスモスは秋の桜と書いて、秋を告げる花だけど、桜の花にどこかで似ている。
風になびく姿は桜に負けないような美しさがある。
コスモスの原産はメキシコだと種まきした時に初めてわかった。
和名の秋桜(あきざくら)がコスモスと読まれるようになったのは、昭和に
ヒットした山口百恵さんが歌っていた歌謡曲『秋桜(コスモス)』以来。
ちなみに私はまだポーランドにいた。
秋桜をコスモスと読せるのは当て字なのに、その名がしっかりと根付いてきた。
今はインターネットの検索で「コスモス」と書いたら、「秋桜」が出てくる
ほどで、不思議に思う。
”コスモス(cosmos)” の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」という
意味で、宇宙をあらわす「コスモス」と同じ。星がきれいにそろう宇宙のことを「cosmos」と呼び、また、花びらが整然と並ぶこの花も「cosmos」と呼ぶように
なった。
可憐な見た目とは裏腹に、コスモスは乾燥した土地でも育つタフな性質を
持っている。ポーランドにもコスモス「Kosmos」があるけど、日本と違って主に
夏に咲くと知られている。
写真は庭に咲いたコスモス。寒くなったから、もうこの三つしか残らなかった。
もう一枚は、10年前のキリンビールの花園。