晴れ。暖かい。20℃近くって、今の時期だと有り得ない。
やっと少し体調が戻り始めた。しかし、もう症状は完全になくなることがない。
果たして、それが風邪だったのか、慢性心不全の合併症が強く出たのか、
主治医には判らなかった。
採血の結果はシスタチンcの上昇以外、特に目立った変化もなく、すべての数値が
ギリギリセーフだけど、きつさがどんどんと増してくる。咳き込む回数も増えたし、喉の腫れがとれないし、全身の浮腫みで痛みが出る。
しかし、炎症反応がマイナスなので、おそらく風邪のせいではなく、心不全のために全身の水のバランスを維持が難しくなり、肺とお腹にも水が溜まる。
シスタチンcの数値が筋ジストロフィーの場合はとても大事で、腎機能低下の
早期の段階から検出することができる。私はインターネットからシスタチンのことを知って、3年前から定期的に調べてもらっている。
何故かというと、腎機能検査としては、一般的にクレアチニンや尿素窒素の検査が
あるが、食事や筋肉量が少ない筋ジストロフィーの患者に対して当てにならない。
シスタチンCはそのような影響を受けない。私の場合もクレアチニンと尿素窒素が
正常なのに、腎機能低下を示すシスタチンcが上昇している。
まぁ、人によって今の状態を知りたい人がいれば、知らない方が幸せだと人がいる。
私は知ったうえ、残された時間を過ごしたい! 例え治療が難しくても、その現実を
受け入れて、生きて行くほうがラクだと言えないけど、充実感がある。