猛暑日。
ポーランドには“名前の日”というものがある。ポーランド語ではimieniny
(イミェニヌィ)。正確に訳せば「聖名祝日」ということは、キリスト教の
守護聖人をお祝いする日のことだ。
ポーランドでは1年365日それぞれに聖人の名前が振り分けられている。
自分の名前と同じ聖人の日を祝う。ポーランドのカレンダーには毎日それぞれの
聖人の名前(男性・女性1名ずつ)が書いてある。毎日違う名前の日になるわけではない。1年一回の名前があれば、数回もある。だからといって数回お祝いをする
わけではなく、自分の誕生日のすぐ後の名前の日を祝うことになる。
この日はプレゼントやお花、カードを渡してお祝いをする。誕生日のお祝いが
もう一度あるような感じだけど、年配の女性などは誕生日よりもこの名前の日を
盛大に祝うこともある。そして、知り合いやお友達などのお誕生日がわから
なくても、名前の日でお祝いできる。
ちなみに今日は私の名前の日で、ポーランドの家族などからカードをもらった。