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終末期 延命と尊厳


曇り時々雪。{{ (>_<) }} 寒~い。昼間は3℃で、明日は更に気温が下がる。

夜は雪が積もるかな?

日本では終末期のことをテレビなどで取り上げられることが少ない。

9日にインターネットで以下の記事が載っていた。

延命最優先から患者の意思尊重へ 2015年に書かれた記事

延命かそれとも尊厳死か、この問題を巡って、2007年から色んな議論が

行われているが、中々結論に至らない。

日本では死を考えなさすぎるとの印象がある。数字の4を避けるように、

死についてのタブーが多いだと思う。確かに、死を口にすると、すぐに

「縁起でもない」と言われ、敬遠されることもある。海外との落差は

大きいだと感じる。

欧米では「安楽死」をテーマにして、映画などで取り上げられている

ことに対して、日本では、尊厳死だけが議論の中心になっていることにも

かかわらず、まだ個人の考えさえを尊重するか、しないか意見が一致して

いない。安楽死法どころか、その手前の尊厳死法ですら国会で議論できない。

尊厳死法案は10年ほど置き去りにされている状態です。

個人的には、延命に反対で、尊厳死に賛成! 私が生きるために呼吸器を

もう30年間つけている。矛盾していると思われるが、長い間で使用して

いるからこそ、延命装置には反対です。

私は31歳になって、呼吸不全を起こして、意識を失った。回復見込みもなく

家族の決定で呼吸器を付けられた。そして、30年間は与えられた人生を

生きていた。しかし、今の知識があれば、意識を失う前に自分の意思を

家族に伝えたかった。その時にどんな選択肢をしたか、分からないけど、

与えられた人生ではなく、自分で選んだ人生を歩んだかも知れない。

日本では、延命装置(呼吸器など)をいつでも付けられる。

でも、外すことができない! だから、明白に自分の意思を家族などに

しっかりと伝えなければならない。しかし、今だと例え伝えたとしても、

尊重されないことがある。適切な法律がなければ、医師および家族が

殺人犯になる。

救急車で意識のない状態で運ばれたら、医師が治療を行う義務がある。

だから、私はリビング・ウィル(英語: living will)(生前の意思)を

書いて、主治医に渡した。「尊厳死の権利を主張して、延命治療の打ち

切りを希望する」といった意思表示です。

延命治療を望むにしろ尊厳死を望むにしろ、患者の意思が大きく

反映されるようになってきている今、自分の意思をはっきりさせておくと

いう意味で、リビングウィルはひとつの方法だと思う。

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