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大ピンチ


今朝は雨が降って、昼前から晴れてきた。

今日は散歩を予定していたが、朝から痰の吸引が多くて、外出できる状態では

なかった。代わりに庭を眺めながら、窓際の日光浴をした。

最近、咳き込むことが増えて、体力が奪われる。

体調は良くないのに、呼吸器の機種変更を進めなければならない。

昨日は設定調整をしてみたが、2時間後に断念して、今の呼吸器に戻った。

30年前に初めてつけた呼吸器はピーストン式だった。11年前に移行した今の

呼吸器(レジェンドエア)はタービン式で、慣れるのが凄い苦労していた。

今回はHT70プラスがピーストン式なので、直ぐに慣れると思って選んだのに、

そうでもないみたい。

ピーストン式とタービン式はどこが違うか簡単に説明してみた。

ピーストン式は、ゴムボートボートの足ふみポンプの原理で、押したら空気が

入る。押すのを止めたら、同じ量の空気を抜く。昔の在宅呼吸器はほとんど

この式だった。

今の呼吸器はほとんどタービンで動く。タービン式は簡単に言うと扇風機の

原理で、ずっと決まった量の空気を送り出す。その中から設定された量だけが

肺に入る。そして、呼気弁によって抜かれる。

どの式にはメリットとデメリットがある。でも、一番大事なのは呼吸器ユーザーの好みだと思う。欧米では設定をドクターはユーザーと話し合って決めることが

多い。どのタイプの呼吸器を使うのもユーザーのニーズと呼吸の好みによって

決められる。とにかくユーザーを呼吸器に慣れさせるではなく、呼吸器を

ユーザーに合わせる。

今回の機種変更は私にとって肉体的と精神的な大ピンチです。

呼吸器の合計7機種を試したが、今のレジェンドエアと同じように私に合う

呼吸器がない。合わないものを死ぬまで使うことになると、ラクな呼吸が苦に

変わる。正直言って、耐える自信がない! 

写真は初めて30年前に装着したポータブル呼吸器(コンパニオン2800)

シンプルで、重さ15キロ、内臓バッテリーは30分。

外部バッテリ―を繋ぐの可能だったが、車のバッテリーに直接の接続のみ。

今考えると凄い時代だった。

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