晴れ。肌寒い、15℃。
毎年この日が来ると落ち込んでしまう。今日は思い出したくない記念日!
31年前に4月12日にポーランドで呼吸不全を起こして、意識不明の状態で病院に
運ばれた。危篤状態になり、元旦那と両親が気管切開の手術同意書にサインを
してしまった。まさかこんなことが決まったと知らずに呑気で臨死体験していた。
結局、私の同意なしに今の人生を生きることになった!
その時はまさか31年間呼吸器をつけたままで生きることになると思わなかった。
病気が進行して、62歳になって呼吸器を外したいけど、日本は安楽死を認めて
くれない。尊厳死さえもだめ・・・なぜ日本人はそんなに生きていきたいか
理解できない。
今まで自分の人生に満足していれば、いつ死んでもいいはずだと思う。苦しみながら痛みに耐えて、見栄を張って「頑張る」と言って、同情されて、何の意味がある?
日本では呼吸器を着けていると、ただの重病人、家族と社会のお荷物だとしか
見られていない気がする。障害者は障害者らしく、病人は病人らしく・・・言われたことがある。はっきり意見をいう障害者は嫌われるし、見下される。
それでも生き続けないといけないなら、小さい楽しみを自分で見つけなきゃと
いつ も思っているけど、簡単なことではない。
死にたいと思いながら、生きている。でも、それは「死」を楽しみにしているという解釈もできる。