曇り。真冬の寒さ。
教皇様が帰国してから、何となく気持ちの維持ができなくなった!
急に厳しい現実に戻って、再び呼吸器の移行の問題と向き合うことになった。
まだ出口が見えないトンネルの中にいる。
新しい呼吸器の設定の難しさがあるけれども、上手くいかない原因は、
それだけじゃない気がする。筋ジストロフィーの進行や心不全や少し精神的な
影響もある。この世で生き続ける意欲が失ってきた。
最近は身体が呼吸器を拒絶をし始めた。もう楽になりたいという想いが強い。
新しい呼吸器に移行の意味が見つからない。
問題を抱えながら、人は誰でも気付かずに何かのきっかけで、ものごとを
思い込みで判断してしまうことがある。今は私にとってそれが呼吸器の問題だと
思う。
すると自分で下した判断や結論を、いつの間にか、思い込みだと気付かずに
盲信してしまい、その後でいくら人から、冷静で客観的なアドバイスを受けて、
またそのアドバイスをたとえ、自ら求めていたとしても、それが素直に
聞けなくなっている事態に陥っている。
そして、いつのまにか、自分の下した判断や結論に沿うアドバイスをしか
聞けなくなってしまい。それに沿わないアドバイスは、無意識にもう耳に
入らなくなってしまう。
ところが、そのように思い込むようになった最初のきっかけとは、
案外、冷静な判断の上からではなく、極めて主観的、印象的、感覚的である場合が
多い気がする。