空は雨模様。今日も蒸し暑い。
体調は良くない。腹痛、苦しさ、空咳、痰が取れにくい。この暑さで今日も
ベッドから離れなかった。
この前、初めてアメリカのお友達から「Butterfly hug」というメンタルケアの
ことを聞いた。バタフライと言っても、あのダイナミックな水泳の型では
ない(笑)。「美しい蝶」のイメージでもない。
このハグはとても簡単だが、手を動かせない私にとって難しいなので、だれかに
普通のハグをしてもらいたい。でも、日本ではハグの習慣がない。
ないからこそ、バタフライハグが必要だと思う。
「Butterfly hug」とは「自分で、自分を優しくハグすること。
1. 肩の力を抜いて、両手を胸の前で交差させ、右手で自分の左肩あたり、左手で自分の右肩あたりを優しく抱きしめる。(肩より少し下、二の腕のあたりでも
いい)
2. 目を閉じて、深呼吸を数回して、そして、片手ずつ、交互にトーントーンと、
手を置いた所を、手のひらでソフトにたたく。
3. ペースは、ゆっくり、ゆっくり・・・。
4. 2~3分したら、目を開けてひと休みしてもいい。
人にハグしてもらうと違うけど、辛い時や落ち込む時に少しラクになる。
外人からみると日本人は他人と家族のスキンシップが乏しいだと思う。
感情を隠せば隠すほど、自分の本当の姿が判らなくなり、思いがけない行動に
でることがある。
アメリカではバタフライハグが広く使われるメンタルケアである。多くの
セラピストから推奨されている。日本はどうかわからないが、バタフライハグの
良いところは、1人でいつでも行えること。私は手が動かせないので、試すことができないけど、良さそうな感じがする。
ちなみにこのメンタルケアを1998年に開発したのはLucina Artigas で、彼女が
当時に アカプルコ(メキシコ)を襲ったハリケーン(台風)の生存者のケアを
行っていた。その後、ストレス解消や不安やトラウマなどのメンタルケアの一つの方法として認められた。