晴れ時々曇り。20℃前後。
明日は呼吸器を試さなきゃ! やりたくない!
日本に来てから微笑み鬱タイプを初めて経験した。微笑み鬱とは表面上で
穏やかな微笑を浮かべつつ、内面は「うつ」で猛烈に苦しんでいる状態で、
表情に出る鬱より遥かに辛いし、苦しむことが誰も気が付かない。
周りに気を遣って、辛さをストレートに出せなくて、無理して「微笑」を
顔に貼り付けている。日本ではこのタイプが多いと思う。だって難病でも、
笑顔でいることを求められる。ポーランドでは誰にでも愛想を振り回す人が
いない。誰にでも認められる必要がない。自分らしく生きていれば、それで
いいです。
暗い顔すると、日本人はその人とどう接していいかわからない。外国人だと
声をかけるのが普通なので、お返事がなくても、無理に意味のない励ましも
しない。代わりに身体に触れて、気持ちを伝える。
真面目で責任感が強く、周囲に気配りをしている人がうつ病になりやすいと
言われている。そして、その中でも極めて我慢強い気配り人間が、
「微笑みうつ病」になるハイリスクが高い!
周囲から気づかれにくく、本人も尋常でない我慢強さなので、極限まで
無理を重ねて重症化しやすい・・・(涙)。突然入院して驚かれるのが、
このタイプです。ま、一回経験すれば、私のように辛さを見せることは
どれだけ大事だと気が付く。
難病を抱えると憂鬱な気分に襲われるのが当たり前だと思う。それなのに
周りにいる家族や介護者と日本の社会が何となく本人から「頑張りの微笑み」を
求める。それに応えようとすれば、余計に辛くなる。
色んな難病の日本人のブログを読むと、共感を得るために「頑張ります」が多い。
公開しているから、読者の希望にいい顔を見せなきゃという思いが強くなる。
難病は有難い教訓など、笑顔で痛みに勝つなど、前向きに生きるなど・・・の
発言が多い。何となく前向きでいないと印象が悪い。
それが本音であればいいんだけど、建前で嘘くさいセリフにしか聞こえない。
私にだけ? 毎日の痛みと苦しみの中で笑顔や希望や前向きな気持ちが
消えるのは当たり前!
心臓の動悸や息苦しさは一日中が続くと、死ねほど疲れたら、「頑張ります」って
言えるわけない!