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採血(BNPとANP)


晴れ。暑い!

今朝は採血。今回はBNPとANPをチェックするためで、結果は来週の訪問診察の

時に訊く。前回の数値は高かったからです。

この検査で何が判るというとある程度の心不全の状態だけど、それかと言って、

具体的に何かかできるというわけでもない。

ANPとBNPは両方心臓から分泌されるホルモンで、水分を体外に出したり

(利尿作用)、血管を拡張して血圧を下げたり(降圧作用)するなど、心臓に

対する負荷を軽減する作用がある。したがって、何かの原因で心臓に負荷が

かかったときや、血液を押し出す力が必要になったとき、心臓自身ANPやBNPを

分泌して負荷を和らげようとする。

ANPやBNPの健康な人の血中濃度は極めて低値ですが、慢性心不全患者では

重症度によって増加することから、どの段階にあるか判る。

特にBNPは、病態に応じて鋭敏に反応するため、心不全の診断に広く用いられて

いる。最近は心不全のスクリーニング検査としても注目され、人間ドックや

検診に行われる。一方、ANPは慢性腎不全の診断にも役に立つ

とにかく、来週まで待つしかない。

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