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無気力


曇り時々晴れ。昨日は暖かくて、今日は10℃で、冬の寒さ。暖房と加湿器は

フル回転。

ブログのアーカイブを見て気が付いた。更新が随分減ってきた。

ベッドで過ごす日は逆に増えている。体調と呼吸器のことがあるけど、

それだけではない気がする。何となくやる気がなく、無気力状態に

なっている。

ま、一時的に起こる無気力状態は、誰にでもあると思う。

「やらなければならないことに対して、全くやる気が起こらない」

「関心が持たない」「感動したりワクワクしたりする気持ちがわかない」。

無気力状態は、心の正常な反応とも言えるもので、ストレスから自分の心を

守ろうとする反応である。

無気力症候群が長く続けば、心の病気に進む可能性もなくはないが、

ほとんどの場合、無気力状態は時間の経過や状況の変化に伴って

解消されることが多い。

しかし、この状態が長く続き慢性化した状態を「無気力症候群(アパシー・

シンドローム)」と言い、現代社会において、この無気力症候群で

悩んでいる人は想像以上に増えている。

無気力はうつ病の症状の一つとして知られているが、無気力症候群はうつ病とは

異なるものでもある。無気力症候群には、うつ病の代表的症状である不眠や気分の

落ち込み、焦燥感といった症状は見られない。

また、やるべき事柄以外の興味のある分野であれば、意欲的に取り組めるケースも

あり、周りから見ても本人が無気力状態で悩んでいることに気付かないことがある。本人もそれが「治療を要する状態である」といった自覚に乏しいので、

そのまま放置してしまう。しかし、この状態が長く続けば、うつ病などの心の病気に進んでしまう可能性もある。

以前、私もうつ病になったことがある。でも、最近、思うのは、難病を抱えて、

ベッドで生活している人にとって逆に、無気力状態に度々にならないのが不思議だと思う。ただ、無気力状態からどう抜け出すか、その方法を自分なりに考えないと

ますます心が病んでしまう。とりあえず、初期の段階では弱い自分を認めて、

許すことが大事だと思う。

以前に書いた記事「難病とうつ状態」

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