晴れ。暖かい立春。
若い時から心理学に興味があって、英語の記事をよく読む。
「レジリエンス」Resilienceという言葉もよく使われている。
困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力、
「心のダメージ」から回復力 の意味がある言葉。
これは、「ストレスから立ち直る力」を指す。
ストレスからの「復元力」「回復力」とともに、
「ストレスを跳ね返す力」も含まれている。
「挫折から回復する心の弾力性」、「困難に打ち勝つ心の力」などと説明されるが、
日本語のピッタリの訳語がないので、「レジリエンス」という表記しかないままで
日本にこれから浸透してくる。
「レジリエンス」とは、「逆境に負けないメンタリティ」を持つことだけど、
ちょっと雑な説明だと気がする。
環境が激変するこのストレス社会の中で、ダメージをさほど受けることなく、
うまく適応していける人もいれば、強い挫折感や喪失感に長く苦しんで、
そこから脱出しにくい人もいる。
それでは、両者の違いはいったい何なのか?
それが「レジリエンス」の違い。当然「レジリエンス」を身に付けるのが大事な
ポイントだと思う。「レジリエンス」は、様々な深い要素を含まれている。
1.柔軟性・・・これしかないと考えないこと。
2.楽観性・・・もうだめだと決めつけないこと。
3.複眼思考・・・前にも書いた。複数視点から見ること。
4.社会性・・・孤立を避けて、助けを求めること。
5.焦らないこと
6.視野を広げる・・・距離を置いてみること。
7.自尊感情
英語だともっと色んな意味のある言葉。でも、この七つの要素を考えると、
レジリエンスを身につけるのが難しいだけど、不可能ではない。
ブログランキングに参加しています。
応援のクリックをよろしくお願い
いたします。